ブランドストーリー
🤍 immut ブランドストーリー
— 変わらないものを、そっと結ぶ。
1. はじまりは、小さな革のかけらから
ある日、手にした小さな革のかけら。
まだ何の形もないその素材に、どこかあたたかい気配を感じました。
指先でなぞると、冷たさの奥に「時間を刻む準備」がある。
その感覚が、immutの原点です。
流行は移り変わるけれど、
時間とともに深まっていくものも、たしかに存在します。
immutは、そんな“変わらないもの”を形にしたいと思い、誕生しました。
2. 名前に込めた想い
immut(イミュート)は英語の immutable(変わらない)から生まれた言葉。
「変わらない愛着」「変わらない価値」「変わらない誠実さ」
この3つを大切にしながら、日々ものづくりをしています。
強く主張するのではなく、
静かに寄り添うような存在でありたい。
手に取るたび、心が少し落ち着く——
そんな相棒のようなブランドを目指しています。
3. デザインにある“静かな可愛さ”
immutのデザインは、シンプルでやさしい中に「可憐さ」が宿るように作られています。
装飾は最小限。素材の表情と、光の当たり方で魅せるデザイン。
リボンモチーフはその象徴です。
子どもっぽくならないよう、角度や立体感を丁寧に調整し、
日常の中でも自然に馴染む“静かな可愛さ”を目指しました。
それはただの可愛いではなく、
「大人のやさしさ」をかたちにしたデザインです。
4. 素材と、革の時間
immutで使う革は、
白ヌメ革とイタリア・トスカーナのTempesti社のレザー。
白ヌメ革は、明るい生成りからゆっくりと優しい色へ。
光や触れる時間の分だけ、その人だけの色に育っていきます。
イタリアンレザーは、しっとりとした手ざわりと深い発色。
黒は光をやわらかく吸い込み、落ち着いた艶をまといます。
私たちはロゴを大きく刻みません。
革そのものがimmutの証だと考えているからです。
5. 相棒のように、育っていくもの
immutの革小物は、買った瞬間が完成ではなく「はじまり」。
角の小さな傷も、
日差しで変わる色も、
使う人と一緒に歩む時間の証。
少しずつ艶を増し、手に馴染んでいくその変化こそ、
immutが考える「相棒化」です。
6. 代表作のこと
Bow Minimal Wallet
小さなバッグにもすっと収まる、ミニマルな財布。
リボンの立体感がほどよく存在感を放ち、
使うたびに心が整うような軽やかさがあります。
Bow Keycase
3本の鍵をすっきりとまとめる、コンパクトなキーケース。
バッグチャームのように軽やかで、
毎日を静かに彩る小さな相棒です。
Bow Charm
バッグハンドルやジッパーにつけて楽しめるレザーチャーム。
長さを変えて雰囲気を遊べる、さりげない可愛さのアクセント。
7. 日々に寄り添う声
immutの嬉しい瞬間は、お客様の言葉に出会うとき。
「白ヌメが少し優しい色になって、愛着が増しました」
「黒のチャームをつけたら、通勤バッグが少しだけ可愛くなった」
「小さな贈り物に選んで、本当に喜ばれました」
それぞれの使い方が、それぞれの物語になっていきます。
8. これからのimmut
immutは、日本で生まれた小さなブランドです。
けれど、「長く愛せるものをつくる」という想いは世界共通。
これからは海外のマーケットにも少しずつ広げていきます。
国が違っても、“静かでやさしい日常”はきっと伝わる。
immutはそんな信念のもとに歩み続けます。
9. 静かな選択としてのものづくり
immutは、派手なサステナビリティではなく、
「長く使う」「大切に育てる」ことで、
自然と持続的な形を選んでいます。
受注生産で無駄を出さず、
必要な分だけ、ひとつずつ。
流行よりも、使う人の“時間”をデザインしています。
10. 結びに
immutの革小物は、主張しすぎません。
でも、バッグの中で、手のひらの中で、静かにあなたを見守っています。
変わらないものを、そっと結ぶ。
それがimmutの、そしてあなたの物語です。